Mi in progress

研究者ではなく、エンジニアになることを決意した人のブログ。

一年の計を見直してみる

来月からサイバーセキュリティ室に異動になりました。
異動の背景としては、「強みを主業務であまり活かせていない」というお話を上長としていたためです。
具体的には、

  • 体系的に学ぶことが好き
  • 幅広いレイヤーに興味関心がある
  • 人に技術を伝えることが大好き

という点です。
サイバーセキュリティ室では、

  • セキュリティに関する体系的な知識が必要
  • 幅広いレイヤーでセキュリティを考えることが必要
  • 社員に対するセキュリティ啓蒙活動が必要

であるため、まさに自分の強みとマッチしていると思いました。
今までとは全く異なる業務になるので、一年の計を見直して修正します。

やりたいことリスト

順不同です。優先順位はこれから付けていきます。
スクラム的には市場は刻一刻と変わりますから、優先順もやりたいことも変えていきます。

  • 徳丸先生の本を読み、セキュリティに関する体系的な知識を身につける
  • 脆弱性診断ツールを使いこなせるようになる (言語化がふわふわしているので学んでいく中で解像度上げていきます)
  • 脆弱性診断ができるようになる (言語化がふわふわしているので学んでいく中で解像度上げていきます)
  • Rustを自由に書けるようになる

元旦に感じていた課題感を振り返る

圧倒的にプロダクトを創るというアウトプットが少ない

本を読んで知識を得たり、色んな所に散らばった情報をまとめ上げて1つの資料をアウトプットすることは去年たくさんやりました。
チュートリアルやweb教材の写経もやりました。
でも、創ることが全然できていません。
やばい😭今一番ホットな課題です🔥

半年経った今。プロダクトを創るというアウトプットゼロです。
私はようやく気づきました。
プロダクトを創ることではなく、得た知識をまとめ上げて1つの資料をアウトプットすることに強いWILLがあるということを。
趣味でどんどんプロダクトを創っている人たちに強い憧れがあり、できていない自分が情けないです。とても悔しいです。
でも、そこに固執していても前に進むことができません。
舵を切る決断をします。

仕事ではなくプライベートの活動に精を出している

Rustが大好き過ぎて、プライベートで仕事に役立つインプットをサボっていました。
「みんなが知らなそうなもので語れる技術作りたい!」という強い思いがあった上で、18年下半期はwasm-bindgenの勉強に全力投資したので、その目標を達成したのはGOOD。もうゼロから新技術を学ぶことに対して何も怖くないです。自分で調べて、考えて、人に伝えられます💪
 
でも、せっかくTDDやDDDなどのモダンな開発環境を享受しているのですから、これからは仕事で使う技術に全力投資しようと思います。
JavaJavaScriptという巨人の肩の上に乗って学ばさせて頂きます🙏

これはこの半年間実践できました。
仕事で使う技術に投資すればするほど、先輩方との技術的コミュニケーションが円滑になっていくのを実感しました。
その半面、Rustを勉強できないことにとてもストレスを感じました。特に実践Rust入門を読むのを我慢したのは一番苦痛でした😭

やるかやらないか、白黒はっきりさせてしまう癖が私にはあるようです。
次はバランス感覚を意識して、グレーを目指してみます。

勉強管理ができていない

これはここに書いたので略
イベント登壇までの勉強管理について振り返る - Mi in progress

この半年で勉強管理は上達してきました。
特に、

  • 計画を随時見直す
  • 怠け者の自分を認める

ことができるようになったと感じています。
特に怠け者の自分を認めるという意識のおかげで、人との付き合いが下手な自分、プライドが高い自分をも認められるようになりました。
不器用でかっこ悪い自分を素直に受け止める。
より良い自分になるための第一歩を踏み出せました。
引き続き、自分を認める意識を養っていきたいです。

なりたい像

目標に向かって最短距離で走れる人になる

私は教科書を一から順に読んでしまう要領の悪いタイプです。
できる人は「この教科書で何を学びたいのか?」を考えて必要箇所を重点的に読みます。
それを目指したいです。

求められていることを見抜く力を養う

今まで仕事をやっていて、求められていることを理解せずに動いていたことが多々ありました。
もっというと、普段の生活で人と接する時もです。
人の感情を汲み取って動ける慈悲深い先輩方と一緒のチームで働いていたので、いかに己が相手のニーズに応えられない人間であるのか痛感しました。
正直、どうやってこの見抜く力は養われるのかわからないんですが...
「今相手はどんなことを望んでるのかな?」という問いかけを自分に投げかけることはできるので、まずはそこからやってみたいと思います。

仕事でやったことで登壇できるようになる

仕事の成果ででっかいカンファレンスで登壇したい!

海外で登壇できるようになる

海外のでっかいカンファレンスで登壇したい!

なぜ、なりたいのか?

WHYを言語化していきたいと思います。

目標に向かって最短距離で走れる人になりたいのはなぜか?

これは仕事で失敗したからです😭
「テストコードをリファクタリングする」という明確な目標を掲げていたのですが、計画や設計で遠回りしている間に結局そのコード自体がなくなることになり、ポシャりました。
要領の悪さは目の前のチャンスを失うリスクがあることを学びました。
「この作業は目標に向かうための正しいステップなのか?」
を自問し、無駄だと思ったらすぐ舵を切れる俊敏さを身に着けたいです。

求められていることを見抜く力を養いたいのはなぜか?

これも仕事で失敗したからです...
特に自分に余裕がないときであればあるほど、相手のニーズへの対応力が著しく低下するように思います。
超能力者ではないので、見抜く力と言ってもわからなかったら直接本人に「どんな動きを期待していますか?」と聞くことから始めます。

登壇したいのはなぜか?

今までの人生で起きた出来事から「世の中の不平等な情報格差を無くしたい」という強い信念を持つようになりました。
自分が得た知識で誰かが幸せになってくれたり、他の人の知識で自分の視野が広がることに喜びを感じます。
更には知見と知見を重ね合わせて面白い色を作ることにも喜びを感じます。
「世の中の不平等な情報格差を無くせる」「自分の喜びに繋がる」から、登壇したいんだと思います。