最小限の勉強で基本情報技術者試験に合格した話
概要
今回のブログ記事は、学び方を学んだというお話です。
基本情報技術者の試験勉強をするにあたって、長年の悪い癖を矯正できたので記念にブログに残しておこうと思い立ちました。
誰かのお役に立ったら嬉しいです。
これまでの私(AsIs)
- スケジュール管理をしない
- 頑張れるだろうという発想で見積もる
- 平日の夜も勉強する前提で考えしまう
- 休日も10hくらい勉強する前提で考えてしまう
- 教科書を1ページから順番に読む
- 過去問を解くのを後回しにする
- わからない所があると、そこにリソースを取られて先に進めなくなる
このように超非効率的人間でした...
今でもよく覚えているのですが、院試勉強のときに所属研究室の教授から、
「わからないところで逐一調べていたら終わらないよ。一回教科書を読み通して全体を掴んでみなさい。」
と叱られたものです。
どうなりたいか(ToBe)
最小限の勉強で試験に合格したい!
これに尽きました。
やってみたこと(HOW)
1. とりあえずスケジュールを引いてみた
スプレッドシートの横軸に日付、縦軸に
- すでに決まっている予定
- 過去問の種類 (H29秋試験, H28春試験など)
- 教科書の章 (第一章 ハードウェア など)
を書いてみました。
すでに決まっている予定を書いたのが個人的に一番の収穫でしたね。
「この日曜日は終日出かけるから、勉強のリソースにカウントできない」
と認識しておけば、お出かけを心から楽しめるし、勉強すると決めた日に集中して勉強できました。
2. 平日は一切勉強できない前提で見積もる
- 通勤中に読もう...
- 昼休みに読もう
- お家帰ったら読もう...
あなたそれ絶対できないから!!!!!!!
怠け者な自分を認めて平日は一切勉強できない前提に立ってスケジュール管理をしました。
3. 教科書を最初から読むのをやめた・教科書から読むのをやめた
試験日までの予定を俯瞰して、「教科書を最初から読んでたら絶対終わらない」ということ気づきました。
そこでよく出るマークの付いた章から読んでいったのですが、全然頭に入らない。
ここであることに気づきました。
必要に迫られないと覚えられないのでは...?
ということです。
4. 出題されたところを付箋で可視化
教科書から読むのを早々に辞め、過去問を解いて出たところを教科書で調べて付箋を貼るようにしました。
私が学んだ過去問には、各問題に「よく出る」「キホン」というタグ付がされていたので、それも付箋に書いて貼りました。
4回分の過去問から可視化した結果がこちら。
同期に引かれましたが、どのページが最も出題率が高いのか一目瞭然となりました。
付箋が多いページから見直していくことで優先順位をつけて学ぶことができ、副次効果で通勤中も勉強できました。
総括
効率的に勉強するには、
- スケジュール全体を俯瞰する
- 怠け者な自分を認める
- 教科書を最初から読まない
- 必要に迫られるように仕向ける
- 優先順位を可視化する
がポイントであることを学びました。
プログラミング言語の勉強でも使えそうです...
Rustの効率的な勉強法を確立できてないので、今回学んだことを活かして勉強しようと思います。
使った教科書・過去問のご紹介
五十嵐順子さんのかんたん合格シリーズ本。おすすめです!