Mi in progress

研究者ではなく、エンジニアになることを決意した人のブログ。

Rust.Tokyo 心より感謝を込めて

Rust.Tokyo 無事に開催することができました。
たくさんの来場者、名だたる企業様からのスポンサー、
Rust愛に満ちた発表者とスタッフの皆様に恵まれた会でした。
  
どらやきさんの弛まぬ情熱のお陰で、
Rust. Tokyoは素晴らしいイベントになりました。本当に頭が上がりません。
周囲の皆さまへの気配りも素敵でした。
1人のエンジニアとして、1人のイベント主催者として、1人の人として、模範となるような方です。
 
参加者200規模の大きなカンファレンスのオーガナイザーの1人として立ち会えたことを、心から誇りに思います。

f:id:mi_progress_oOo:20191029081951j:plain
 

Who am I ?

ここ数ヶ月、新しい仕事に慣れることにてんてこ舞いでRustのLT会を何度か足を運べずにおりました。
多分殆どの方が、「このオーガナイザーの人、誰なんだろう?」と疑問に思ったかと思います。
簡単に、今回運営となった経緯をお話させてください。

Rustと出会ったのは一昨年の7月頃。
一昨年の12月に初めてRustのLT会で発表したとき、Javaとの違いを話しました。
 
speakerdeck.com

ご覧の通り、ド素人の言語に対する驚きだったのですが、
強いエンジニアの方々が「いい話だ」って言って下さって、とても嬉しかったんですね。
そこからどんどんRustにのめり込んでいきました。

そして、今なんとなくconnpassを振り返っていたら...
chikoskiさんが講師をして下さったハンズオンでyukiさんと出会っていました😂
 
rust.connpass.com

お二人と、まさか一緒にRust.Tokyoを創り上げることになるとは...
一体誰が想像したことでしょう!!

Rust愛が高まりすぎて...

私がRustにのめり込み始めた頃は、今となっては信じられませんが、Rustの勉強会が全く開催されない日々が続いていました。
だったら自分で開催しちゃえばいいじゃない!
ということで、会社のスペースを借りて勉強会を開きました。

tech.bizreach.co.jp

本当に若気の至りすぎますね😅やんちゃにも程があります...
巻き込まれて下さった方々に感謝しかないです。本当にありがとうございました。

この勉強会開催が契機となり、どらやきさんとも交流をさせて頂くようになり...
伝説のツイートが生まれるわけですね。

Rustというコミュニティの温かさ

強い人が未熟な人を温かい目で応援してくれる。
 
Rustは昔からそういうコミュニティで、今でも相変わらず強い人が初心者の小さな喜びに寄り添ってくれている。
エンジニアの道を挫折しそうになった時に心の拠り所だったのがRustでした。
改めてRustとRustコミュニティの皆さんに心から感謝したいです。いつもありがとうございます。
 
この温かいコミュニティをずっとこれからも応援したいし、大切に守って行けたら良いなと強く思いました。

これから挑戦してみたいこと

他のオーガナイザーの皆さんが圧倒的な推進力と実行力と技術力をお持ちなので、
正直言いますと、自分はどうこれから貢献していこうか悩んでいました😅

でも、見えてきたことがあります!

こんなツイートをしました。

〇〇だから行きにくいなと感じている方々が安心して参加することができる。
そういう場の空気づくりだったら貢献できるかも!と思いました😊

ちょっとでも〇〇をお持ちの方がいたら、ぜひお声がけくださいね。
一緒に楽しくRustを愛でましょう!!!

一年の計を見直してみる

来月からサイバーセキュリティ室に異動になりました。
異動の背景としては、「強みを主業務であまり活かせていない」というお話を上長としていたためです。
具体的には、

  • 体系的に学ぶことが好き
  • 幅広いレイヤーに興味関心がある
  • 人に技術を伝えることが大好き

という点です。
サイバーセキュリティ室では、

  • セキュリティに関する体系的な知識が必要
  • 幅広いレイヤーでセキュリティを考えることが必要
  • 社員に対するセキュリティ啓蒙活動が必要

であるため、まさに自分の強みとマッチしていると思いました。
今までとは全く異なる業務になるので、一年の計を見直して修正します。

やりたいことリスト

順不同です。優先順位はこれから付けていきます。
スクラム的には市場は刻一刻と変わりますから、優先順もやりたいことも変えていきます。

  • 徳丸先生の本を読み、セキュリティに関する体系的な知識を身につける
  • 脆弱性診断ツールを使いこなせるようになる (言語化がふわふわしているので学んでいく中で解像度上げていきます)
  • 脆弱性診断ができるようになる (言語化がふわふわしているので学んでいく中で解像度上げていきます)
  • Rustを自由に書けるようになる
続きを読む

【プライベートでスクラム回してみた】2019/05/12 ~ 2019/06/09 レトロスペクティブ

概要

仕事でスクラムをやっていて、
この手法はプライベートでの勉強にも役立つのでは?
と思い立ち、プライベートでスクラム的な勉強をはじめました。
今回で6回目のレトロスペクティブです。

続きを読む

【プライベートでスクラム回してみた】2019/04/22 ~ 2019/05/05 レトロスペクティブ

概要

仕事でスクラムをやっていて、
この手法はプライベートでの勉強にも役立つのでは?
と思い立ち、プライベートでスクラム的な勉強をはじめました。
今回で5回目のレトロスペクティブです。

続きを読む

【プライベートでスクラム回してみた】2019/03/18 ~ 2019/04/15 レトロスペクティブ

概要

仕事でスクラムをやっていて、
この手法はプライベートでの勉強にも役立つのでは?
と思い立ち、プライベートでスクラム的な勉強をはじめました。
今回で4回目のレトロスペクティブです。

前回はこちら
mi-progress-ooo.hatenablog.com

続きを読む

190412 澤円さんのファシリテーション講座で学んだこと

概要

この記事は、澤円さんファシリテーション講座に参加して学んだことをまとめたものです。

ファシリテーションとは

  • 合意形成や相互理解をサポートする
  • リーダーの能力の一つ

ファシリテーションに必要なこと

ゴールの前にビジョンを決める

  • ゴールは最初から見えているものじゃない
  • 北極星( = ビジョン)を見つけてから出向する
  • ビジョンがないと各々が別の線路を引き始めてしまう
  • 適当に線路を敷かせないのがファシリテーションの役割 (なんの話してたんだっけ?を避ける)
  • ファシリテーターは参加者を正しい方向に導くのが仕事だが、正誤のジャッジはしてはいけない

ゴールは未来にあることを確認する

  • 開発者の仕事は生み出すことであり、限られた時間の中で最大のリターンを求めるなら過去の話をしている場合ではない
  • これからどうする?アウトプットはどういうものであるべきか?を話す
  • 議論が紛糾するときは大抵過去の話
  • 「未来の話をすることほど楽しいことはない」「未来の話をしよう」のメッセージングを繰り返すのがファシリテーション

傾聴のマインドセットを持つ

  • 意見を音として聞くのではなく、アイデアを探すために聴く
  • 「未来の話に通じるヒントがあるかもしれない!」「アイデアの種になることを言ってくれるかもしれない」
  • 常に質問する体制で臨む

参加者が混乱していたら整理する

  • 常に参加者の表情を見て察知し、全体の理解度を調整する
  • 若手やニューカマーが「自分はここがわかっていない」ことがわかる状態が望ましい

発言量を調整する

  • ミーティング時間: X, バッファ時間: Y, 参加人数: Z としたとき、(X-Y) / Z が一人当たりの上限持ち時間
  • Yを取ることを忘れないこと
  • 時間は借り物だと考える
  • 「とりあえず呼ぶ」は絶対しない
  • 「黙ってもらう」のも大事な仕事で、「今日は一人当たりの持ち時間はこのくらいです」を事前に共有する

イメージを作る手伝いをする

ノリ「だけ」で終わらせない

  • 皆がハイになっているときは危険
  • 「本当に問題はないかな?」「ぬけもれがないかな?」「違う視点がないかな?」を投げかける
  • ファシリテーターはときに勇気ある発言を求められることがある

具体的な言葉・数字にしておく

  • 「なるはやでいい感じにちゃちゃっと作る」は最悪
    • なるはや = 1分後?1週間後?
    • なるはやが具体的になっていないなら、未確定という言葉にする
  • 決まらなかった場合は、「決まっていないことが決定事項」とする
  • 誰がオーナーであるかも明確にし、所在を明らかにしておく
  • 参加者が会議室を出た後でも思い出せるようなお土産を意識する

澤さんに質問したこと

ファシリテーターなのに、参加者の意見が理解できなかったときの対応法

  • 「わからない」ことを正直に言う
  • 大人な質問の仕方
    • 「全然わからない」と相手に全てを投げてしまうのはNG
    • 「私の理解はこうです。」「私はここまで理解できているのですが...この部分がわかりませんでした」と理解している範囲を伝える
    • 質問に答えてもらった後は「わかりました」で終わるのではなく、「つまりはこういうことですね?」と自分の言葉で咀嚼して確認する